バレン高原とモハーの断崖

バレン高原とモハーの断崖

バレン高原(The Burren)
Burren(不毛の地の意)は、カウンティー・クレア北西に位置しています。高いところは標高300mほどで、360km²以上のカルスト(石灰岩)台地が、また東にある低地部分はさらにそれより約200km²ほど広くなっています。クロムウェルはかつて拷問の方法を考えるのに、「バレンには、人をつるす木もなく、溺れさせる水もなく、生き埋めにする土もない・・・」と言って途方に暮れて漏らしたと言われています。しかし、石灰岩の不思議な風景が広がるバレンには、自然の宝庫でもあり、珍しいランや可愛らしいリンドウなども見ることができます。そして、多くの珍しい野生動物が生息し、ヤギやイタチ科のマツテン、美しい蝶々を見る事が出来ます。アイルランドの自然・歴史を満喫できる見どころが多い観光スポットです。そして、バレン高原には数々の遺跡も存在します。代表的なものでは、「巨人のテーブル」と呼ばれるPoulnabrone portal dolmen(プールナブローン・ドルメン)で、紀元前、約3800年~3200年頃とされています。


モハーの断崖(The Cliffs of Moher)
アルランド語では、破滅の崖 (Aillte an Mhothair)を意味するこの土地は、カウンティクレアのドゥーリン村に近いバレン高原、南東端に位置します。大西洋から聳え立つ崖の高さはハグ岬(Hag's Head)で120m、最高地点は8km離れたオブライエン塔(O'Brien's Tower)の真北で214mです。アイルランド中でも壮観な眺望を誇り、晴れた日には海の向こうにアラン諸島を見る事ができます。オブライエン塔は崖全体のおおよそ中間地点に聳える円形の石造の塔で、アイルランド王ブリアン・ボルーの子孫サー・コーネリアス・オブライエンによって1835年に一日数百人に及ぶ観光客のために建てられました。塔の頂上からはアラン諸島とゴールウェイ湾、北に広がるコネマラが眺望できます。